【無料】Slackで競合のプレスリリースを毎朝自動通知する3つの方法
競合企業のプレスリリースをSlackチャンネルに自動配信する3つの方法を、具体的な設定手順とともに比較。無料の方法(RSS・Googleアラート)から、整然と運用できる月300円のSaaSまで、用途別に選び方を整理しました。
「競合のプレスリリースを見落とした」「社内共有が遅れて指摘された」。そんな悩みは、Slackチャンネルへの自動通知を仕込むだけで解決できます。
この記事では、競合企業のプレスリリースをSlackに毎朝自動配信する3つの実用的な方法を、具体的な設定手順つきで紹介します。完全無料の方法から、整然と運用できる月300円のSaaSまで、用途別に最適解が見つかるはずです。
なぜSlack通知が「正解」なのか
競合監視の運用方法には主に以下の選択肢があります。
- メール通知(個人運用に強い)
- ダッシュボード閲覧(毎朝ログインが必要)
- Slack通知(チームで自然に共有)
このうちSlackは、すでにチームの情報インフラとして使われているため、追加の運用負荷ゼロでチーム全員に情報が行き渡ります。「あ、これ前に通知に流れてたよね?」という共通認識ができるのが最大の強みです。
ここからは、Slack通知を実現する3つの方法を比較していきます。
方法1:PR TIMES RSS × Slack RSS App(無料)
最もシンプルなのが、PR TIMESが公式に提供しているRSSフィードを、Slackの組み込みRSSアプリで購読する方法です。
設定手順
ステップ1:PR TIMESのRSSフィードURLを取得
PR TIMESには以下のような形でRSSフィードが提供されています。
- 全件フィード:
https://prtimes.jp/index.rdf - カテゴリ別フィード:PR TIMESサイト内の各カテゴリページにRSSリンクあり
- 検索結果のRSS(一部のキーワード検索結果)
ステップ2:SlackでRSSアプリを有効化
監視結果を流したいSlackチャンネルで、以下のスラッシュコマンドを実行します。
/feed subscribe https://prtimes.jp/index.rdf
これで、PR TIMESに新しいプレスリリースが公開されるたびに、そのチャンネルへ自動投稿されます。
メリット
- 完全無料
- 設定が30秒で終わる
- 公式RSSなので安定している
デメリット
- 全件配信されるため、ノイズが極端に多い(1日数百件)
- 特定キーワードでフィルタリングできない
- 通知のタイミングを制御できない(リアルタイム配信)
- 過去記事の検索ができない
「PR TIMES の全リリースをモニタリングしたい」という用途では機能しますが、「特定の競合だけを追いたい」という多くの実務シーンには合いません。情報量が多すぎて、Slackチャンネルが流れすぎてしまうのが現実的な課題です。
方法2:Google アラート × Slack RSS App(無料)
ノイズを減らしたい場合の定番が、Google アラートで競合名を登録して、その結果をRSS経由でSlackに流す方法です。
設定手順
ステップ1:Google アラートでキーワード登録
- Google アラート にアクセス
- 検索ボックスに監視したいキーワード(例:競合のサービス名)を入力
- 「オプションを表示」をクリック
- 配信先を「RSS フィード」に変更
- 「アラートを作成」をクリック
ステップ2:生成されたRSS URLをコピー
「マイアラート」ページに戻り、登録したアラートの横にある RSSアイコン を右クリック → 「リンクのアドレスをコピー」。
ステップ3:SlackでRSSアプリに登録
通知先のチャンネルで以下を実行。
/feed subscribe [コピーしたRSS URL]
これで、そのキーワードに関する新しい記事(PR TIMESを含むあらゆるWeb記事)がSlackへ自動配信されます。
メリット
- 完全無料
- Googleの広範な検索インデックスを利用できる(PR TIMES以外のメディアもカバー)
- キーワードでフィルタリングできるためノイズが少ない
デメリット
- PR TIMES に特化していないため、関係ないブログ・まとめサイトも引っかかる
- 通知のタイミングをコントロールできない(記事が見つかり次第即時配信)
- 毎朝9時にまとめて、といった配信時間の調整ができない
- 集計・ダッシュボード機能がない
- 通知文のフォーマットを変更できない
「無料でできて、ノイズもPR TIMES全件よりはマシ」というレベルでは実用可能ですが、業務として整然と回すには物足りないのが正直なところです。
方法3:Reanker(月額300円)
「無料の方法だとノイズが多すぎる」「もっと整然と運用したい」という方向けに、PR TIMES + Google News に特化した低価格SaaS が選択肢になります。
Reanker は、月額300円のスタンダードプランで以下の機能を提供しています。
設定手順
ステップ1:Slack で Incoming Webhook URL を発行
- Slack App Directory で「Incoming Webhooks」を検索して追加
- 通知先のチャンネルを選択
- 生成された Webhook URL(
https://hooks.slack.com/services/...)をコピー
ステップ2:Reankerにログイン
- reanker.com で Googleアカウントでログイン
- 設定画面の「通知連携」に、コピーしたWebhook URLを貼り付けて保存
ステップ3:監視対象(アンカー)を登録
サイドナビの「アンカー登録/編集」から、競合のサービス名・キーワード・ドメインを登録。通知先で「Slack」にチェック。
ステップ4:翌朝9時から通知開始
登録の翌朝9時から、PR TIMES と Google News の前日新規記事だけが、アンカー別にまとめてSlackに配信されます。
メリット
- PR TIMESとGoogle Newsの両方を一括カバー
- アンカー(監視対象)別に整然とグルーピングして配信
- 毎朝9時の固定時刻にまとめて通知(中断されない)
- ダッシュボードで取得件数・時間帯分布・アンカー別サマリーを可視化
- アンカー登録は無制限(フリープランは3件まで)
- CSV / PDF エクスポート機能あり
デメリット
- スタンダードプランは月額300円(とはいえコーヒー1杯未満)
- PR TIMES + Google News に対象が限定(他SNSや独自RSSは今後対応予定)
Reanker にはフリープランもあります。アンカー3件・隔日更新・メール通知までは無料で使えるため、まずはコストゼロで動作確認が可能です。
どれを選ぶか:フローチャート
監視対象が「PR TIMES全件」でもOK
→ 方法1(PR TIMES RSS × Slack)
特定の競合だけを追いたい・ノイズ込みで無料がいい
→ 方法2(Google アラート × Slack)
整然と運用したい・毎朝9時にまとめて欲しい・固定費は300円までOK
→ 方法3(Reanker)
複数キーワードを2,900媒体で網羅したい
→ PR TIMES Webクリッピング(月5,000円)
設定後のチームへのアナウンス例
新しいSlack通知を仕込んだら、チャンネル全員に運用ルールを共有しておくと、情報が活用されやすくなります。
#競合チェック チャンネルについて
毎朝9時に、当社が監視している競合5社のプレスリリース・ニュース記事が自動投稿されます。
- 関係ありそうなものがあれば、絵文字リアクション(👀)で意思表示してください
- 議論したい場合はスレッドで返信を
- 月次でハイライトをまとめて共有します
このように「通知を仕込む → 受け取る → リアクションする」までを文化として定着させると、競合監視が組織の習慣になります。
まとめ
Slackへの自動通知は、競合監視の運用負荷を最小化する最も現実的な手段です。
- PR TIMES全件で構わないなら → RSS × Slack(無料)
- 特定キーワードに絞りたいが無料がいいなら → Google アラート × Slack(無料)
- 整然と運用したいなら → Reanker(月額300円)
まずは無料の方法で「Slack通知の効果」を実感し、運用が回ってきたタイミングで Reanker のような専用ツールに切り替えるのが、無理のない導入パスです。
REANKER について
競合のPR TIMES・Google Newsを毎日自動チェック
監視したい競合を登録するだけ。毎朝9時、前日の新規リリースだけをSlackやメールに自動配信します。 月額300円から、個人や小規模チームでも本格的な競合監視を始められます。